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■ 100年計画-高レベル放射性廃棄物をどうするか?-
何気なく使用している"電気"、現代の生活に欠かせない"電気" 日本の発電量の約1/3は原子力発電に頼っているそうです。(2003年資料) 原子力発電に使われた核燃料から、ウランやプルトニュウムを再利用し リサイクルできなかった成分が廃液として残ります。
これが「高レベル放射性廃棄物」と呼ばれ、これを”ガラス固体化”し ステンレス容器に(キャニスタ)に注入され、貯蔵管理センター (青森六ヶ所村・茨城東海村)にあわせて1,022本(H16.3現在)が 貯蔵されています。
この貯蔵で30〜50年ほど冷却し、最終的に地下300mより深い地下に 埋める事を基本的な方針とし、「社会的意思決定に関する研究」と題し
1・高レベル放射性廃棄物について-発生状況と処分の必要性-
2・高レベル放射性廃棄物の処分方法について -地質環境- -処分場の概念-
3・処分場の安全性について
4・制度について-事業実施のための取り組み−
について(㈶原子力環境整備促進・資金管理センター)主催により 会社員・主婦・自営業など10名ほどが参加し説明を受け、説明内容の 疑問点や感想など様々な意見交換会が行われました。
・安全性の説明も重要だが、リスク(危険)説明もしっかりとすべきである。 ・リスクの説明ばかりだと不安感が増してしまう。 ・高レベル放射性廃棄物の地下埋設後の経年変化において、時間の軸が 100年〜1000年後の想定で実感として捉えにくい etc〜 本当に様々な意見に、説明員も真剣に対応されていました。
確かな事は、過去もそして今も、”電力”に頼った社会生活をし 経済的繁栄や恩恵を受けているのは事実である。 すでに原子力発電が日本で営業運転されて39年、あらゆる安全性を検証し この問題に取組まなければいけないのは「今を生きる私達」です。 あらためて情報共有の大切さ、繁栄の裏にあるリスク、私たちの子ども 世代よりも遥か先の世代への負の遺産・・・救われた言葉は 「未来での技術革新によって先の世代が計画変更できる」" ように、議論がなされているという事であった。
2006年01月20日(金)
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