鼠小僧白吉のうだうだ日記

2004年05月30日(日) こんなに胃がいたいF1GPなんて

佐藤琢磨! キミはやっぱり違うよ。

久々にモータースポーツの話し。F1見始めて13年、こんなに胃が痛くなりながらF1を見たのは初めてだ。日本人レーサーがフェラーリのマシンと、2・3位争いをしている。これは信じられないことだ。F1を見始めた時、中嶋悟は完走するかしないかを争っていた。鈴木亜久里は予選を通過できるかどうか。片山右京がけっこうがんばっていた。でも6位入賞できるかどうかを争っていた。中野信次、井上高千穂、そして高木虎之介。新しいF1ドライバーが登場する度、こいつこそはと期待したが、結果を残したドライバーはいなかった。

数年前、おいらは幸運にもモータースポーツの世界を覗かしてもらう機会を得た。その時、F1ドライバーに日本人はいなかった。しかし若手の登竜門レースF3で信じられないことが起きた。イギリス、ドイツ、フランス、海外のF3選手権レースをことごとく日本人が制したのだ。そして新人王決定戦とも言えるマカオGPでも日本人が優勝した。そのドライバーの名前は……佐藤琢磨。

今度こそは今度こそはと期待した。頑張れ佐藤琢磨!
しかしその琢磨も思ったような結果は残せず、わずか1シーズン闘っただけで表舞台から一旦消えていった。しかし、琢磨は再びF1の世界に戻ってきた。そして今年、予選で前方に行く、ポイントを取るということを「当たり前のこと」としてくれた。

これだけでもすごいことだ。しかし、しかしもっと強い日本人をみたい。イタリア人、ブラジル人、イギリス人、どの国のレーサーもみんなあたり前のように勝ってるじゃないか。勝つ日本人が見たいんだ!

F1ヨーロッパGP。佐藤琢磨、結果は残念な結果におわった。けれどもこの男ならやってくれると言うのは、今日、十二分にわかった。次がある、まだまだレースは続く。やってくれ佐藤琢磨、見せてくれ佐藤琢磨。


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