まみいの日記
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今週はなんだか しょっちゅう出かけている。 銀座の方は 沖縄に転勤で居た時の友達との 久しぶりの再会の場だった。 一時代を一緒に過ごした仲は 少しのブランクなんてものともせず 打ち解けた楽しい会になった。
それでも その中の一人が 家族で八ヶ岳の方に引っ越されるという事で その決断に驚かされた。 ちょうど 冬が来る頃の引越しになってしまったが むこうでは 農業をしたいと張り切っている。 どちらかというと 沖縄ではテニスをしたり ホームパーティを開いたりと 都会的な香りのする彼女だったので 何がそう彼女に決心させたのか 居合わせた皆はちょっぴり気になった。
すると 自分の好きなことで過ごす晩年を迎えたいと言う。 また 娘さんが仕事で行き詰まって かなり煮詰まっている様子なので 気分を一新させるためにも連れて行くという。 私はまだまだ その日暮しで過ごしているのに どこで晩年を迎え どういう人生の締めくくりを迎えたいかをもう考えて 実行に移した彼女の一家に 大いに触発された。
沖縄料理に舌鼓を打ちながら 「沖縄永住」なんて頭をかすめる私であった。
十三夜 9月11日の十五夜は まんまるな月に 寄り添うように火星がぴったりとくっついて どちらも綺麗に眺める事が出来 お月見気分を堪能した。 この日から一ヵ月後を十三夜といって 昔はこのときもお月見をしたという。 今年は10月8日が 十三夜にあたる。 火星も再び近づいてきており この夜も近くで輝く様子を見ることが出来そうだ。
ちょっと寒いけど 晴れたら夜空を見上げよう。 街の明かりにも負けないで 遠く星が瞬く。 今私が見るこの星の瞬きは 何十年も何百年も何千年も前に放たれたものだ。 もしかしたら もうその星は存在しないかもしれない。
黒いビロードの空のカーテンに 無数の星が散らばって ちかちかちかちか合図を送り 私を神秘の世界に招いてくれる。
まみい
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