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2007年03月08日(木) 向精神薬について。


の事は、ここに以前も書いている。
私は自律神経のバランスがとても悪い。曾祖母、祖母、叔母と同じ
傾向があるので、遺伝的な物ではないかと思われる。
ただし、症状はそれぞれがみな違っている。

曾祖母はひどい汗っかきだと思われていた様子だ。
祖母は、身体の弱い人と言うのが周囲の認識であった(95歳存命)
叔母は、倦怠と喘息のような発作を起こす。
私にも複数の症状がある。

そもそも神経と精神は全く別のものだ。
とは言え精神が神経に及ぼす影響は大きい。ストレスだ。
自律神経(交感神経、副交感神経)は身体全体の動きを司る。
自律と言うだけあって、自分では調節出来ない神経系だ。
しかし、ここがストレスに とても影響されやすい体質の人もいるのだ。

自律神経は背中を通るので、背筋を中心に鍛えると良いと言う。
また夜更かしなど、身体のリズムが崩れる行動は慎むべきだと言う事だ。
これに関しては、私は余り良い患者ではないと思う。ってか全然良くない。
肝臓壊してるのに、まだ酒飲んでる人みたいな感じか。

手っ取り早くと言っては変だが、で不快な症状を軽減する事が出来る。
向精神薬と言われる薬の中に、ピンポイントで崩れた神経バランスを
整えてくれるものがあるのだ。
自律神経失調症は、実に多用な症状なので、あらゆる病気と間違えられやすい。
だが、診断された病の薬で一向に良くならず、向精神薬で症状が軽減
されるなら、この病を疑ってみるべきかも知れない。
女性は 特に妊婦さんの時と、更年期に罹りやすい。
妊婦さんの場合は、薬は絶対医者の指示を仰がないとダメだが。

私は寒暖の差に弱い。北海道に住んでいるので冬は苦手だ。
大音響の中に長時間身を置く事も苦手だ。玉ねぎ過敏症と一緒で
好きな事が思うように出来ないのは悲しい事だ。
そんな時、薬は役に立つ。

夜にしか症状が出ないと言うのも 私の特徴だが、これは運が良かったと
思う。以前近所に住んでいた人は、更年期で家から一歩も出られないと言う
症状に長期間見舞われていたようだった。
私も更年期を迎えたら症状もまた変わるのかも知れないが。

向精神薬は、治療や改善目的でも、効きが悪くなったり量が増えたり
しやすいものだ。またうっかり量を間違うと、眠り込んでしまったりと
大変困った事になる。
自分にとっては良くも悪くも胃薬を飲む感覚と似ている。
ただ胃薬と違うのは、飲む事自体が「苦しいな」と思う時がある事だ。


とはいえ、病気の一つも持っていない人はいないし、そもそも誰でも
いつ罹るか判らないものなのだ。 自律神経系の病は、患者は圧倒的に
女性が多く 仕事場で発症していても、周囲は中々理解し辛いと言う話を
聞いた事もある。 詐病と思われている事もあるかも知れない。
理解されないと言う事と症状が軽減されないと言う事は本人にはとても
つらくしんどい事であろうと思う。

向精神薬には偏見も多い。
心が弱ってしまう事自体 別に恥ずかしい事ではない。
そして向精神薬には、酒飲みの二日酔いを防止するような効能もあると
言う事だ。(ストレスが神経バランスを崩すのを防止する)

どちらも、薬だけでなく、身体も動かし、弱いところと向き合いながら
無茶をしない程度に それと付き合って行くのが肝要であるのだろう。
少しでも状況が良くなる事を 常に探しながら。


そもそも薬は予備的、補佐的なものだ









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