彼の都合がついた時〔稀だけど〕一緒に過ごせる日となるのです
そして、昨夜はその日の筈でした。

『今日如何するの？』
『一緒に過ごすつもりだよ。』
『そう、わかった。』

こんな会話の数時間後、彼に呼ばれた。

『忘れてたけど明日、祭日なんだけど如何しよう？』

彼の都合がついたとしても、翌日が祝・祭日だと其れは無しになります
まぁ、ほら・・・理由は多々あるけれど一般的に家庭の日ですしね。

『帰った方が良いと思います、此間の携帯の事もあるし。』
此間の事と言うのは、勿論奥バレの事
今の所、奥様に目立った動きはありませんが。
『やっぱそうかな、一緒に過ごす気でいたけど・・・。』
『いいから、帰って下さい。』〔いい加減ダルくなる会話、です。〕

心の中では帰る気、９割なのに
如何して決定権をワタシに委ね様とするのか。
引け目なのか？何なのか？彼の態度が煩わしくなる瞬間。
イライラする、ワタシの心。

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五月蝿い、五月蝿いの
ワタシは貴方から見れば”自分の都合を待つ、可哀想なアキラ”と
写っているのだろう事が良く判る発言、だなぁと思った。
間違っちゃいないし、そう思われてる方が楽なんだけれど
なんか自惚れんな馬鹿ぁぁああとか思うワタシは
変なプライド丸出し、だけど彼に首っ丈みたいな凄く格好悪い子だ。


はぁ・・・彼、消えてくれないかな。

はっ！ヤダ、嘘ですよ嘘
いやだなぁワタシったら本音がポロリ〔コラ〕
まぁ、実際思わないでもない。
別れるのは苦痛なのだ、好きだから
でも、消えてくれたなら仕方無いじゃないか消えちゃったんだもん。
勿論悲しいけれど、苦しいけれど
ワタシは、”貴方が好きだから貴方には幸せになって欲しいの”なんて
殊勝な事言える、出来た人間じゃ無いから
ストレートな感情を出すと、消えて下さい、になるだけ。
只、其れだけの事。

明るいアキラさん、さっぱりしているアキラさん。時々毒吐く生意気アキラ。
と言うレッテルを貼られてても、ドロドログダグダしてるのだ、私の心は。
みんなが知らない処で、想像以上の汚さを日々育ててる。