はーと&ダイアリィ
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2008年09月28日(日) 私の心に深く刻まれて・・・

三日前に、久しぶりの友人からメールが送られて来た。
私はメールの内容を見て、驚きと共に言いようのない寂しさがこみ上げた。
そのメールの内容とは、友人のご主人が仕事の転勤の為 今月の末に引越しをすることや今までのお礼、私と出会えて良かったことなど細やかに可愛い心使えが伺えたようなメール文だった。 

返信メールを返しながら、私は当時の色々な楽しい思い出が次から次へと頭の中を駆け巡った。
当時、彼女とは心理カウンセラー養成校のクラスメイトだった。
お互いに卒業をした後も、時々 一緒にランチをしながらお喋りを楽しんでいた間柄だったのだが・・・
ある日、色々なことが重なりこの友人との間の意思の疎通も合わなくなってしまい 私が気が付いた時には、彼女からの裏切られたような出来事が起きてしまったのでした。
もちろん、このことが分った時には正直 私の中で怒りが芽生え抑えようとしても抑えきれない感情を彼女にぶつけてしまった事がありました。 でも今思えば、これがvery good だったようです。


この時の私は自分の感情を抑えずに正直にぶつけたことによって 彼女も私に謝りながらも、自分の気持ちを正直に伝えてくれました。
そのお陰で、私も彼女に対して何らかの心情を理解する事ができたので、自然と怒りも治まって 元の友人に戻れたことが出来たという 私にはそういった思い出深い実話があったのです。(笑)

人間関係にヒビが入ったり、もつれたりした時は「腹を割って話す」という言葉が昔からありますが、これってホント大切だなと思った。



そしてもう一つ大切なことは、人間には皆 完璧な人など誰一人も居ないと言うことを知ることだと思う。 
人間というものは、未熟さや不器用さや弱さがあるものだと理解できた時 人は成長できるものだ!と私は思っている。
考えてみれば自分も完璧な人間ではないはず・・・、それなら自分以外の人にも「未熟さや不器用さや弱さ」を理解できる  はずではないかと心底 思えることができたのは、この時 この友人から私に教えてくれた大切なものでした。


過去の私は(若いとき)こういったことの知識は充分に解っていても、いざと言う時にはその学んだことが頭で解っていても、なかなか使えなかったような覚えがあり、なぜなのかな〜?と、よく自分を見つめながら色々と考えてたことが今もなお鮮明に記憶に残っています。

そして見つけた答えが、自分に向けている思いや考え方が「あ〜するべきだ、こうしないといけない」などと何らかの理想的な自分で常に居たいと思い込んでいたことに気が付いたのです。
要するに完璧な自分じゃないといけない等と、何処かで自分を許すことのできない自分がそこに居たことに気が付いたのです。


このような時の自分は、それこそ自分以外の人・他人などもっとも許せるはずなどないことにも気づき、これでは人間関係も上手く行くはずがないな〜と考えて 自分への考え方を柔らかく、しなやかにというイメージを持ちながら少しずつ変えていったような思い出がありました。











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