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2006年04月25日(火)


 黒髪山という所に行って来ました。
こちら、お山といっても標高が600Mもない さほど高くない所。
のはずなのですが、日頃の運動不足のおかげで すばらしく体力を消費してきました。

それでもやっぱり春です。
春の山野草の類はそれなりに花盛り。
ツワブキや、ヤマミツバ等々山菜も いっぱい出ています。

こちらの黒髪山。
山登りや山歩き。植物採集を趣味にしていらっしゃる方々にも人気のスポットらしく、
平日にもかかわらず、自分以外にも人がいました。

私の目的は、山の頂上近くにあるお社だったので
他の人たちとは少し違う道にそれます。
どうやら、こちらのお社のご神体は 山頂上にある奇岩のようで
結界がきちんと張られいていました。
信仰がまだ生きている場所ならではの光景です。
無事、お参りを済ませて下山。こちらは上宮になります。

下山して、少し離れた下宮に向かいます。
下宮はそれなりに落ち着いた静かなたたずまい。
軽くお参りを済ませた後で、社務所を探してお払いの申し込み。
お払いしていただいてきました。

過去に体験してきた神社のお払いと
今回のお払い。
神社の規模の問題や、お払いを受ける人の人数の問題もあるのでしょうけれど
かなり落ち着いていて 時間も少し長く感じるような気がしました。
正座だから余計に長く感じたのかもしれませんけれどねー(^-^;

お払いもしていただいて、
何故か正座をしたまま、神主さんと雑談に花が咲き。
励ましていただいたり、知恵をつけていただいたり。
私のような人間がこちらの神社は、集まりやすいところだそうで。
個人的にとても良いご縁を結んでいただけたような気がします。

これで、しばらく様子を見て、
お神酒をお礼参り方々持ってゆくことが出来ることを祈るばかりです。

 そうそう。こちらのお山。
比較的低い標高の山ですが、植物の数がかなり多いらしいです。
植物は、ご多分に漏れず持ち出し禁止となってますが
そこはやはりマナーを守らない人も存在します。

上宮から下山する時、無残にも根っこから掘り起こされて
道端にうち捨てられているシャガを見つけました。
花もつけていないような まだ若い状態です。

さすがに、このまま打ち捨てておけば枯れてしまいます。
しかし お山一体は聖域に近い場所です。
その神聖な場所で、捨てられていたからといって、拾って家に持ち帰ってもいいのかどうか・・・
迷ったけれども、結局ビニール袋に入れて持ち帰ってきました。
プランターにぎっしり詰め込んで、
それでも入りきらない分は庭の木陰に埋め込んで
・・・無事に根付くといいのですが。

心無い一部の人間の欲で 荒らされてしまうというのも嫌な話です。
あ。もちろん。
持ち帰るのは、神主さんにも一言伝えておきましたよん(。・_・。)ノ




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