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2011年11月05日(土)

今年も鳥取でのライヴに行ってきた。
ここ数年、11月のはじめに中国地方を回ってくれる近藤さん。
鳥取は川一銀座倶楽部でやるようになってから毎年行っている。バスで5時間の道のりは同じ中国地方と行っても決して近くは無いけれど、こうやって行きたいと思える場所があるのは嬉しい。

事前にアナウンスされていたオープニングアクトがなくなり、ワンマンになったこの日、序盤は新曲を多めにしっとりと。
『Moon River』や『小さな夜を抜けて』を久しぶりに聴けたのが嬉しかった。
前半最後の曲は『ここから』。近藤さんのソロの曲で一番好きなこの曲が聴けた日はいつだって幸せな気持ちになる。

後半、『BAREFOOT DIARIES』から流れが変わる。
この曲はスポークンワーズから始まるかっこいい曲なんだけど(そして久々に聴けて嬉しかったんだけど)、前日の広島でのバンド花田とのセッションに言及しだした頃から雲行きが怪しくなり…。
バンド花田と『ROUTE66』をセッションしたときに、井上さんと花田さんに挟まれた状態で唄った近藤さん。俺、大江じゃん、しんだ、と。感極まった様子でそれを唄に乗せる。や、それもうただのファン語りですよ、ときっとその場にいた全員が思っていたはず。

アンコールでもその流れは止まらず、最終的にエアバンド花田が登場し、「ここGで」とか一人芝居をはじめる近藤さん。新しすぎるよ近藤さん…。

ダブルアンコールで「ピアノとギターどっちがいい?」と客に聞き、ピアノと言われて唄った『二人の航海』でしっとり終わるかと思いきや、「アンコールしたみんなが悪い!」と『GET EVERYTHING』『MONA』『BAMBINO STEP』とノンストップなアンコール。爆笑してしまったけど、ほんと楽しかった。

こうやって毎年訪れる大切な場所が増えてくことや、会いたい人が増えてくのは、この音楽に出会えたからなんだよねぇ、と、帰りのバスの中でふと考えた。
来年もきっとこの街に会いに行く。


〜FIRST STAGE 〜
1. 沈黙の足音
2. アメリカの夢
3. うそつきのロッカー (※高橋研「二十五」)
4. 雨色のギター
5. スーツケースと泥だらけのブーツ
6. Moon River (※Audrey Hepburn) <※piano>
7. 小さな夜を抜けて <※piano>
8. the forget-you-not <※piano>
9. ここから <※piano>
〜 SECOND STAGE 〜
10. 11月の祈り <※piano>
11. サンタクロース <※piano>
12. Baby Boo <※piano>
13. 夕闇と少年
14. センチメンタル・ブルース
15. BAREFOOT DIARIES
16. ディズニーランド
17. 近藤智洋のテーマ
18. A New Morning
19. ROUTE 66 (※THE ROLLING STONES「THE ROLLING STONES」)
〜 ENCORE 1 〜
1. Everyday & Every night
〜 ENCORE 2 〜
1. 二人の航海 <※piano>
2. GET EVERYTHING (※THE ROOSTERS「INSANE」)
3. MONA(※THE ROOSTERS 「THE ROOSTERS」)
4. BAMBINO STEP 〜reprise〜


カオリ