かたほうだけのパンプス
敦子



 脳卒中、社会レスという悩み

私が呼びかけてつくった脳卒中の中途障害者のサークル「いきいきフレッシュ」
何度も書いてくどいのですが・・・。

毎日、考えても一向に動こうとしない私。
ひとつは、毎日が暑過ぎてみんなも私自身も体調が芳しくないから動けない。
もうひとつは、私が、招集する余裕がなく、なんの準備もできてないから・・・から。

私が言いたいことは
*病気・障害になっても自分の居場所、社会がなければ、治るものも治りづらい。
人間にとっては自分の生きる場「社会」が必要だ。
*障害者と高齢者を一緒くたにするな!

今、最も悩んでいることは、
障害者と高齢者の一緒くたの問題の方だ。

このところ私は友達がどんどん増え、なにも高齢者の場でなくても居場所は出来た。
でもそれは、最近のはなし。しかもネットを通じてのこと。
行政が、医療が、脳卒中協会が、地域がなんとかしてくるわけじゃなかった。
病気になって応急処置で頭手術してくれた、歩けるようにおトイレ、お食事ができるように最低限のQOLまではやってくれました。
QOLとは、クオリティオブライフといって生活の質という意。

でも、それだけじゃ生きていけないんだよな。
生きるって単なる「生存」ということではなくて生きていく「生活」をみんなは求めているんだ。

私がいきいきフレッシュを運営していけなくなった理由は、会のみんなとまったく合わないからなのだ。
みんなが嫌いなわけじゃない。
ただ年齢層や生活圏が違う・・・彼らはTV族、ネットはまったくしない。演歌好き、ほぼ群馬生活、年齢60代
私は、TV捨てた(TV断捨離)族、ネット中心生活、演歌大嫌い。東京出身、年齢40代


かみ合わないから、疲れてしまう。
行政、医療とかは脳卒中になった人の年齢層の生活、ライフに対して大雑把過ぎるわけですよ。
病気や障害者になると困るのは、身体がどうのこうのよりも社会レスになってしまうということなのです。



2012年09月24日(月)
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