「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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お正月にいただいたお年玉を 毎年自分の貯金箱に入れて きょうだい3人の一斉点検が始まるのが常なのだが 貯金の額を確かめた後 たいていうろおぼえになって しかもちょっと多めに記憶して 自分が何かで使ったのは忘れたりして さぁ、今こそ貯金箱の中から大金をはたいて買うべし! というときになって 「あああ〜〜!お金が足りない〜〜!」と騒ぐのが定例なので 大阪みやげに間違いない貯金箱を買った。
ガラスのボトルにカウンターがついていて 小銭を入れると自動的に計数してくれる「カウンティングバンク」。 ミーとマルに色ちがいでわたすと、さっそく小銭を貯金。 ありったけ入れてしまうミー。 「100円は、ゲームコーナーで使いたいし、お財布にいれとくー。」とマル。 マルさんは見通しを考えようとしてるところがいいわねぇ。
ミーちゃん、いいのかね。100円別にしとかなくて。 「うん!おかあちゃんがくれる!!」 決定なんかいっ。あなたのなかで決定なんかいっ。
妹二人に新しい貯金箱を買って 兄になくてはスネるだろうと、モックンには「フェイスバンク」。 小銭をあむあむと食べるキモカワイイ貯金箱。ちょっとコワイ。 河童好きのモックンには黄緑色。 「こわ〜。こわ〜。」と何度も小銭を食べさせたあと 「これは、500円専用にする。」と一番食べやすい小銭のサイズを見極めて満足なさった。 500円専用にしておくと貯金箱にも負担がないし取り出すときにも見当がつけやすいという配慮らしい。 そういう気になるところを先回りして押さえとくとこがモックンらしいなぁ。
お留守番で一番頑張った! お風呂もご飯もウンチオムツもやらなかったけどボクは一番頑張った! と感じているのはヒゲくんであろうと、 ヒゲくんにもモックンと同じフェイスバンクを買ってきた。色はグレー。 コンクリの壁がいきなり小銭を食べてるみたいである。
ヒゲくんは会社荒らしにあったときに 机の上に置いてあった貯金箱をやられてしまって 5年も前の出来事をまだ怒っているので 「コレは、気持ち悪いからたぶん取られへんよ。」と いいんだかよくないんだか渡してみた。
ヒゲくんも何度も小銭を食べさせてみて 「これはいい。 受付に置いといたらおもしろがってみんなが入れてくれるかも知れへん。」 大金持ちや。と会社に持っていった。
なんでしょう。ミーとヒゲくん。 「もらう」というところで合致。 父子よのぉ。
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