「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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ハルをつれてちょこちょこ遊びに行っている支援センターさんで、 今日は「ユリカモメを見にゆくお散歩」の日。
行こう、行こう。 ユリカモメ見たい。(おかあちゃんが。)
ハルにつきあうようでいて、こうやって母が楽しんでいる。 ほんと、ハルさんありがとう。
大人の足で歩けばほんの数分の距離を あっちで道草、こっちで道草して、 引率の先生はたっぷり時間をとってくださる。 犬をかまってみたり、 お花をさわってみたり、 石ころを拾ってみたり、 かわいい置物を見つけてなでてみたり。 これは、「お散歩って、こうやって楽しみましょうねぇ。」って 教えてくださってるのだろうなぁ。
ハルはといえば、 最近しっかり歩けるようになった彼女は 手をつないでもらうのを嫌がって、自分の好きなところへ、自分の好きなように 母の思惑や心配など微塵も気にせず進んでゆく。
寝ている犬に話しかけ、 立派なお宅の木戸をダンダン叩き、 駐車場の砂利をコレクションとしてポケットに詰め、 の〜んびりした行列から、さらにの〜んびりと遅れてあとに続く。
ハルにとってはのんびりどころではなくて、 気になるものがたくさんあって、忙しそうなんだが。
川に着いた。ユリカモメがたくさん川面にいる。 先生がパンの耳をひとつかみくださって 「ちぎって投げてやって〜。」
ハルを片手に抱え、もう片方の手で橋の欄干からエサを投げると ユリカモメがハルの目の前でホバリングしながらパクッ。
「お〜ぉ。」と、ハルさんもご満足。 慣れてるなぁ、ユリカモメ。 間近で見られて楽しい。 ハルさん欄干の間から川に身を乗り出して落っこちそう。
「ハルも、投げてみる?ぽーいて、してみる?」 とパンの耳を持たせてみたら、一向に投げる気配がないので まだ、ぽい、は無理かな、と思ったら お口の中に入ってました。パンの耳。 ちがうー。あなたのエサではないー。
こんどは、お兄ちゃんやお姉ちゃんと来よう。 ユリカモメ、かわいいわぁ〜。 ハルが食べてもいいように、焼き立ての新しいパンの耳を持って。
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