*嫁日記*
光天閏の守



 

最近のちょむ父の話をしよう。

3月に従兄弟の結婚式があった。
父はお呼ばれしただけだった。母の方が社交家で
趣味の日本舞踊でお祝いの舞を披露したようだった。

6月にまた従兄弟が結婚する。
今度は父にも役どころが回ってきた。
「親族代表挨拶」一度も前に立って話をしたことがない
ましてそれはそう言うことが苦手だからだという父に
これはあまりに突然降って湧いた大役である。
かといって本気で断れるわけもなく。
本を買って勉強し、あたしと相談して母からのチャチャに
振り回され何とか原稿が完成した。

本番まで後一月?
当日のその瞬間までそわそわしてるんだろうなぁと思う。


2001年05月08日(火)
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