朝日新聞社主催の手塚治虫文化賞の新生賞にヒカルの碁が入賞。
表彰された日に朝日新聞、読売新聞紙上で作品に対する評価や、作品の及ぼした影響について、書かれていたらしい。
しかし!ナゼ関西圏の読売新聞には記事が載らないのだろう? 朝日新聞社が主催しているから、他の紙はスルーなのか…。
昔、インタヴューを受けた手塚氏が、 マンガは市民権を得て文化になったかという質問に 「所詮、マンガはマンガだ」とお答えになっていたが、 むろん本気の発言ではありえない。
手塚氏のファンであれば氏の心中察して余りあるのだけれど、 とかく日本においては新しい“文化”は育たないし、 古い“文化”は廃れていく。
流されて堕落していく、浮き足立ったブームが、 さも“文化”まがいに受け入れられているかのような不愉快さが拭えない。
そのくせ、妙に権利だけが叫ばれる著作権問題。
心有る作品の守られるべきモノが守られず、著作権が守っているのは、 権利が所属している企業の“利益”である。
くだらない。
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