2006年02月22日(水) - 北へ
バンコクに8時くらいについて、
駅のフードセンターでバミー(小麦の黄色い麺)を食す。
ここのフードセンターはセルフサービスで買いやすくお勧め。

友人が散髪をするというので付き合う。
シャンプー付200バーツ、cutのみ100バーツ。
どういう価格システムか分からない。

駅の周辺を猫を探して散策。
オートバイの修理屋さんがパンクを直している。
道ばたでトゥクトゥク(タイ式タクシー)を分解修理している。
ここは町工場が集まっている。
野良猫が道ばたに捨てられたトラックの下でくつろいでいる。
ここは、こういう調子なんだろうなぁ。
新鮮で懐かしい。

トゥクトゥクに乗ってみる。
大きな宝石屋に連れて行かれる。
ここがトゥクトゥクのスポンサーらしくて、
客を連れて行くと燃料代がもらえるらしい。
かなり大きな宝石店で製作工場が売り場の隣にある。
日本語の上手な中華系の女性が案内してくれる。
私はこういうものにさっぱり関心がない。
しかし、帰国後の生活の安全確保のために手頃なのを一つ買い求めた。
保証書? みたいなものにいろいろとに書かされる。
宿泊先を書く欄に今日は寝台車に泊まる予定なので正直にそうかいたら、
日本語が上手な中華系の売り場主任ぽい女性に大笑いされた。
「あなたは、奥さんと彼女は何人いますか?」
「人数分買ってください」
突っこみどころ満載の営業トークまで聞かされた。
確かにそういうのが沢山いる人は人数分買った方が良いだろう。
やっと買え買え攻撃から解放されてトゥクトゥクのドライバーのところへ。
私が買ったので上機嫌だ。
この人は高校の時の英語の先生に似ている。
友人をトゥクトゥクのドライバーシートに乗せて写真を撮らせてくれた。
待ち合わせのデパートへ着くと、
果物売り場でドリアンを物色。
人気のない工事中の階でさっそく試食。
何となく靴下の香りがするが全然平気だ。
友人はもどしそうになっている。
これは向き不向きがあるな。
ナイトマーケットで夕食とビール。
少し歩いてカエルの置物を購入。
背中を棒でこするとコロコロと音のするもの。
ちゃんと値切ったつもりだったが、
三歩歩いた先の店で普通に払った分の半額だった・・・
よくあることなんだけどねぇ・・・
友人達の失笑を誘い、
帰国の時までカエルを見つけるとからかわれた。

タクシーでパッポンへ。
普通の市場とお化粧一杯のお姉さんがいる店と、
生まれたときは男の子だった人たちの店が並列にならんでいる。
フルボリュームの音楽とフルーツと香辛料の匂い。
ここは楽しいのかどうか分かんないところだ。
看板は日本語で書かれているところが多い。
歩き疲れて休んでいると、
山岳民族のお土産売りが近づいてきた。
民族衣装が雰囲気がある。
あのカエルの置物を鳴かせている。
買えという。
友人も買えという。
うーん。
コロコロと哀愁ある音をさせている。
なんかホントに切ない音だ。
フォアランポーン駅に戻り、
チェンマイ行きの寝台車に乗った。
北へ向かった。