以前に読んだ「早春の少年」は、文字通り伊集院大介の少年時代 だったが、今回の彼は大学生だ。 うーむ、「名探偵のタマゴ」か、いい響きだ。 「青の時代」というからには「青春時代」なんだろうが、 伊集院大介に「青春」という言葉はなんだか似つかわしくない ような気がする。 すでにもう彼は名探偵伊集院大介なのだ・・・。 かわっちゃいないのだ。 そういう意味では目新しさはないけれど、そういう時代を 彼もまた過ごしてきたのだなあ、と思った。 ワタシが過ごしてきた時代とは全然違うのに、なんだか急に 遠い過去、それなりに一所懸命だった昔の自分が懐かしく思い出された。 21の頃か、ふふふ。
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2002年07月28日(日) |
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