最近アンソロジーついているかも。 若い頃読まなかったその反動かのように・・・・ 今回の作者は、小池真理子、小林泰三、篠田節子、鈴木光司、 瀬名秀明、坂東眞砂子の各氏。 どっちかといえばホラー系。スプラッタや幽霊とかではなく 日常に潜む狂気、日常と非日常のはざ間のような。 ・・・個人的には血や霊は苦手なので、そういうのは読まない。 ホラーであるから登場人物に感情移入をすることはまずなく、 出来のいい映画を見ている感じだが、小説は目に見えない分 その展開は恐ろしいかも。 その中でちょっと異色なSFっぽい篠田節子さんの「子羊」。 きっといつかこんなところにまで人は行きつくのかもしれない。 唯一初めて読んだ作家、小林泰三さんの「兆」はちと 怖かった・・・・クラクラきた。 坂東眞砂子さんの「白い過去」は、ちょっとそのシチュエーションが つらすぎた。 瀬名さんのはちとヒトゲノムが難解で・・・←根性なし やっぱり理系は苦手なのだ・・・・ |
2002年09月17日(火) |
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