★アンソロジー。 『絆』

最近アンソロジーついているかも。
若い頃読まなかったその反動かのように・・・・
今回の作者は、小池真理子、小林泰三、篠田節子、鈴木光司、
瀬名秀明、坂東眞砂子の各氏。
どっちかといえばホラー系。スプラッタや幽霊とかではなく
日常に潜む狂気、日常と非日常のはざ間のような。
・・・個人的には血や霊は苦手なので、そういうのは読まない。
ホラーであるから登場人物に感情移入をすることはまずなく、
出来のいい映画を見ている感じだが、小説は目に見えない分
その展開は恐ろしいかも。
その中でちょっと異色なSFっぽい篠田節子さんの「子羊」。
きっといつかこんなところにまで人は行きつくのかもしれない。
唯一初めて読んだ作家、小林泰三さんの「兆」はちと
怖かった・・・・クラクラきた。
坂東眞砂子さんの「白い過去」は、ちょっとそのシチュエーションが
つらすぎた。
瀬名さんのはちとヒトゲノムが難解で・・・←根性なし
やっぱり理系は苦手なのだ・・・・
2002年09月17日(火)
By ちゃいむ

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