少し時代をさかのぼるから、時代小説なのかな。 東京オリンピックに始まって、高度経済成長とそれを彩る 様々な時代背景はとてもリアルだった。 ただ次々と移り変わる時代と、その中で翻弄される主人公萄子の あてもなく先の見えない日々があまりにも早くつらく、 ちょっと読み急ぎに走ったかも。 結末のシチュエーションはやはり二人が会えること、というのが 読めるにしても、悲劇は悲劇を呼び、救いようもない。 最後にタイトル通り、ちょっとだけ目がうるんだ。 うーん、ここまで徹底的にひっぱる人探しは初めて。
宮古島。美しいのだろうな・・・・ 行って見たい。この目でその海を見たい。
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2002年09月16日(月) |
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