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2025年07月17日(木) アンディ・フグ選手

私が会場で見た格闘技の試合で凄かったと思う試合を書きたいと思います。K-1 CHALLENGE 1994年3月4日に日本武道館で行われたアンディ・フグvsブランコ・シカティックです。この試合はキックボクシング3戦目のアンディ・フグがこの前年に行われた第1回K-1グランプリチャンピオンのブランコ・シカティックに挑むという無謀な試合に思われましたが、なんとなんとアンディ・フグが勝ってしまったと言う試合でした。日本武道館に凄い歓声があがりました。1ラウンドの序盤ででアンディがダウンを奪われた時は「あ〜あ、やっぱりそうだよな〜!」と思いましたが、アンディが根性で大逆転しカカト落としや左フックが入るたびに私は立ち上がって歓声を上げていました。グローブを付けて顔面ありの極真の試合を見ているような感じの試合でした。極真の選手は根性比べなら絶対に負けないんだと思いました。アンディ・フグの勝利が極真空手の勝利のように思いました。たぶん私が本当にファンと言うか格闘技の素人のような気持で観客の1部になって大声を出して、格闘技の試合を観戦したのはあれが最後なんじゃないか?と思います。あの試合を生で観れた事は本当に幸せでした。諦めない精神と言う物のカッコ良さと素晴らしさと大切さを見せてもらいました。自分とは全然タイプは違う選手ですが、アンディ・フグ選手みたいになりたいと思って稽古していた時期が有りました。因みに私の極真でのデビュー戦はカカト落としで1本勝ちでした。


kanno

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