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2025年07月23日(水) たくさん試合を観たけれど

私が生観戦した心に残る凄い試合第7弾です。私も格闘技は大好きだったので、極真空手、全日本キックボクシング、MAキックボクシング、大道塾、k-1、PRIDE、PANCRASE、新空手、シューティング、シュートボクシング、ボクシング、UWFインター、東京に来てからはいろんな試合を観戦に行きました。格闘技が本当に熱い時代でした。せっかくなのでもう少しこのシリーズを続けたいと思います。第7弾に選んだ試合は、1999年11月7日に東京体育館で行われた第7回全世界空手道選手権大会の決勝戦フランシスコ・フィリョvs数見肇です。いろいろ格闘技の試合を観てきたけれども、この試合より緊張感を持って手に汗握って見た試合はありません。この決勝戦は東京体育館のお客さんがみんなシーンと静まり返って見ていました。みんなどうなるのだろう?と固唾をのんで試合を真剣に見ていたのだと思います。結果は延長2回は引き分けで試し割り判定でフランシスコ・フィリョ選手が優勝しました。極真史上初の外国人選手のチャンピオンが生まれた瞬間であり、日本の王座が奪われた瞬間であり、日本最強の選手が敗れた瞬間でした。極真空手が出来て60年になりますが、外国人最強の選手はフランシスコ・フィリョ選手だと思います。そして日本人最強の選手は数見肇選手だと思います。同じ時代に最強の2人がいて、この時はフランシスコ・フィリョ選手に勝利の女神が微笑んだのだと思います。実際第6回全世界空手道選手権大会で行われた準々決勝戦でフランシスコ・フィリョ選手と数見肇選手が戦い、数見肇選手が試し割り判定で勝っています。フランシスコ・フィリョ選手と数見肇選手の戦いは間合いが緊迫していて2人のオーラが見えるような戦いでした。


kanno

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