苛々が止まらない。 毎日、目に映るすべてのものが目障りで。 てのひらに歪な力を込めると、皮膚を掻き毟る。 頭の中が冷静すぎて、混乱して、気持ち悪い。 上手く眠れない。
そして、此処でこうして。 弱音と鬼を吐いて。 明日からも頑張れる気がする、あたしを。 あたしが視て。 嘲るように苛立って。 少しずつ気がちがえそう。
勝手に守ればいいのよ。 自分のものを自分で守るなんて当然じゃない。 ただ、守りきれない無力を感じて失望してくあたしを。 あたしは知りながら、藻掻くしかないのよ。 早く失せてよ。 もう、関わりたくない。 弱くなって消えて仕舞えばいいのよ。
舐め合いだなんて、目障り。
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