⊂自己喪失⊃
2002年09月18日(水)

何が起こっているのか解らない。
笑えるから更に、自分の奥が萎びていく錯覚が目の前をちらつく。
あたしは元気かな。
突然、胸の辺りが痛くなったりする。
頑張れてるはずなのに何処かだけ、嵐の中の静けさ。
麻酔の中で、知らない間にきっと、大切なもの全部浚われてく。
今は誰にも近寄られたく無いし、此れ以上なにも考えたく無い。
夢の為に捨てるなんて、格好良い事も出来ない弱いあたしが。
前に進むフリをして、剣山の道を歩いたって。
足跡は血まみれ。

泣こうにも泣けない。
あの頃のあたしの強さが、また取り憑いたのかも知れない。
くだらない強かさだけで、ひとりでも在れる努力をしてた。
泣かない事が其の一歩。
喋らなくても睨む事で、威嚇出来る事を憶えた。
誰とももう%B



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由弥 [御手紙]