此の二年間半、生まれて一番、何でも話したコが。望むように。最後くらい。其のコが望む様に。縁というものを切りました。でも、なんだか心が楽になりました。その瞬間から、あたしの中で。彼女の記憶が消えるように。ボコボコと音を立てながら。みえなくなっていきました。さようなら。未練も何も、ありません。貴方を思い出す日も、此れからはきっと無いのでしょう。名前も、消去したメモリも。今夜の眠りで、昇華されるのでしょう。さようなら。