⊂くらいへや⊃
2002年11月17日(日)

諦めを思った瞬間、死ぬことしか考えていなかった。
絶望は喉の奥に、血の味を滲ませた。
息が絡まる。
あたしはやめない。
憂鬱は頭に異重力をもたらす。
無駄な時間。
無駄な一歩。
無駄な勇気。
無駄な未来。
無駄な存在。
あたしなんて要らない。
つめたいことばが壊した。
背筋が冷たくなって、気を失いそうになった。

駄目かも知れない。
死ねばいいほど、あたしは弱いから。



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由弥 [御手紙]