雪が降った。 目が覚めて、喉が乾いて、 頭が痛くなるくらいつめたく冷えたお茶を思い切り飲んだ後。 近くの道路から水を轢く音が聞こえてて。 良く続く雨だなぁ、なんて思って、 もう一度ベッドに入る前、ふとカーテンを開いた。 雪だ、って反射的にベランダに飛び出して、そのあと周りを気にした。 眠る前なんて少し前くらいだけど、 地元のコらが雪降った、って云ってメールを寄越したから。 羨ましくて、宇都宮に帰りたかった。 東京は雪降らないと思ってたから、返したメールで願いが叶った気分です。 嬉しくて日記を書こうにも、此処しかないからって、 ようやっと日記の中に、ログインした、昨日もしたけど書かないで終わった。
この日記を更新することを、ずっと躊躇っていた。 もうヤダ、もう死ぬ、と思ってあの日、書いた後から。 ずっと暫く、諦めることの白い余韻が頭の中に響いていて。 余分なお薬なんて、何処にも残っていないし。 ひたすら赤い傷で腕を埋めて行くことしか出来なかった。 此処をずっと辞めようと思っていて。 でも届いたメールを読んでまた、あたしは自分でさえ自分が何処に居るのか、 全く見据えれて居ないと思って、死んでしまうことがこわいと思った。 死ぬ時は、ちゃんと気持ちも持って逝きたい。 はっきりはしないけど、少しだけ理解は貰った。 体調を整える為に、来年1年間は休学しようか、とか考えてみた。 取り敢えず、1年だけはクリアにしようと思って、久々に土曜日の授業にも出た。 今はいまだけに必死になろうと、いつも思うのに。 心の中の何処かが、何処にもいけないように、掴まれているみたいだった。 足が繋がれているんじゃなく、きっと此処はもう天井でだから凄く窮屈に思えてた。 限界だって感じてた。 でもあれから死ぬほど考えて、あたしは辞めたくなかったし辞めれないと思った。 ぜんぶ残したまんまだったし、学校に行かなかったとしても、続けたいものは変わらない。 自分が選んで、ひとりで決めて、ちゃんと決めて行くといって。 でもそんなの曖昧で、当然のように上京して、学校に通い始めたけれど。 自分で決めた事を、すっかり忘れて、病気に気を取られ過ぎて、すべてが当然のようだった。 今からでも選択筋はたくさんある。 最後まで、また毎年、気持ちが同じ事の繰り返しだろうと。 自分で決めた事は、最後までやる。
そう云えば今日は病院だ。 傘持ってないけど、いけるかな。
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