地震が大嫌いなあたし。 東京に上京してから始めての地震体験に恐怖しています…。 4階に住んでいるのですが、建物が転がるように揺れてるの恐ぃ。 あたしが倒れそうな訳じゃないのよね? これ地震よね…? そのうえ、椅子の上にお座りしていたから更に揺れて恐いのよ。 床にへたり込んだ…。 あぁ、おさまったぽい。 よかった。
木曜日の授業は、ひとが身体だけしかなかった。 あたしが下を見すぎているの、誰の頭も見えなかった1時間半。 苦痛 場違い 早く帰れ 居なくなりたい、居たくない と、 頭の中でたくさん繰り返した。 駄目なあたし、気持ちが何処かで棄てられた。 あまりに冷静過ぎて、あたしは其処に居ず、気がちがいそうで、俯いた。 足下、には何が見えるの。 あたしの足が、一瞬浮いた。 うたえない場所、うたわせてくれないひと、うたえないあたし。 今日も明日もうたをうたわなければいけない。 声を出したら吐いてしまいそう。 でも、言葉をはなすより、うたったほうがとても楽。 喋れないあたしは、うたう。
あたしはもう大人なんだ。 あたしはもう子供じゃない。 あたしが否定している。 大人だけれど、大人じゃない。 子供じゃないのに、子供のようだ。 未成長の肝心な心が、足の甲から、あの日の場所に杭打った。 あの頃の泣きたかった地面に、あたしは立っている。
|