⊂にごり⊃
2003年06月20日(金)

メロンが嫌い。
あの刺々しい味も匂いも、大嫌い。
気持ちの悪い黄色と緑の果物、思い出しただけで背中が痺れる。

久々に鬱落ちな様子です。
悲しいことが溢れて、朝から泣いた。
改めて孤独だと思った。
それはあたしだけじゃないし、誰かと繋がっていることにもうんざりするけれど。
ひとりで泣くことのほうが好きだから、結局は誰も求めてなんかいない。
ただ、意識的にひとりでいたわけじゃないけれど、ふと考えたら、ひとりだなぁ、と思って。
何となく部屋の中が空っぽになる感覚があっただけ。

好きより嫌いなエネルギーの方が強いと感じるから。
嫌うことや、嫌われることで、負けないことを生き甲斐に息をする。
今度はひとを好きになることを忘れてゆくようです。
安心するひとと居れば、そのひとを好きだとか嫌いだとか、いちいち考えない。
考える必要無い。
優しくしてもらえたら、優しくしてあげれる。
いちいち好きだとか、嫌いだとか、意識していたらバランスはめちゃくちゃになって。
崩れては、歪んだまま大きくなって、どうなるか知ってる。
大切だと思うひとには、好きだなんて思いたく無いし、口にもしない。
嫌いなひとには、嫌い、と云う。
近付かないでと思う。
近付かれたら何をされなくても、威嚇してきっと傷つける言葉を云って仕舞う。
嫌悪感は飛び抜けて、あたしを傷つけるのはあたしだけでいい。
誰かに傷付けられるのだけは耐えられないから、先に攻撃をする。
ずっと不穏でいる、胸の中。
鬼が在る。

苛つくから寝よう。



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由弥 [御手紙]