ゆめノかけラ
koi
基本的に(例外もありますが)、その日見た夢の話です。
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こわかった。
実家で朝起きたら、目の前で知人(実際には知らないひと)が首をつっているのがわかった。ヒー。こわいーこわいー。こわいー。急いで1階におりて助けを求めた。なぜにわざわざうちまで来て自殺したのだ??
場面転換。生前そのひとが住んでいた場所で、かたみわけをしている。近くに浅い川があって、水面は冬の陽射しが弱く反射してる。土手にはすすきとか、はかなげな草がたくさんはえていて、淋しげだが綺麗な景色だ。こういうところにすんでいたんだね、と思う。空高くを鳴きながら、鳥が飛んでいるので振り返ると、その家は塔のようになっていた。わたしは形見に、ぶあついHP作成ソフトの解説書をもらった。しかし自分にこれが理解できるのかはすこし不安だ。彼女は賢かったんだな、と思う。
かつて彼女と不倫していたらしいおじいさんが、「もっと気をつけていれば..」と嘆いていた。またべつのひとが、10月に離婚して、5月には自殺したんだ、という話をしている。5月は、つらい季節だから..と、またべつの人が言っている。今は冬なので、この集まりはなんなのだろう、とぼんやりわたしは思う。この顛末を予期していたひとはたくさんいたらしい。だが、誰にもとめられなかったらしい。
塔の上のほう、空の見える窓がある場所で、わたしは彼女に会った。近くに彼女の写真がある。幸せそうな少女時代の彼女。川のほとりで言葉をかわした。どうして会話できるのだろう、そうかこれは回想シーンか、等考えはじめた辺りで目がさめた。
2001年11月02日(金)
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