ヤグネットの毎日
DiaryINDEX|past|will
午後から、文化パルクで行われた成人式に出席。それに先立って会場入り口で「日本共産党とともに日本をかえるネットワーク」のみなさんとともに、宣伝とアンケートに取り組んだ。 ぼくは、「一度きりしかない人生を、自らの可能性を信じて大きく花開かせるためにも、仲間を大切に、若い人たちにつめたい政治のしくみや社会のありかたをともに考え、変えていきましょう。若いみなさんを応援する政治をつくるために、全力を尽くします」と訴えさせていただいた。
成人式がおわりしだい、京都市南座で開かれた党府後援会主催の「前進座新春公演」に参加。冒頭にいっせい地方選挙の予定候補者が花道にずらりと並んで紹介された。城陽からも何人も後援会の方が参加していた。
前進座は今回、現代劇を見みせてくれた。五木寛之さん原作、プロデュースの「旅の終わりに」。70年代のなつかしいヒット曲にあわせて、笑いと涙を感動的にかたりつくす日本人の大衆歌謡劇だ。五木さん自身も書いている通り、文字どおり「お涙頂戴」の劇である。 いいではないか。人との出会い、別れ、愛と死に涙を流すことがめっきりすくなくなりつつあるいまの時代だ。ぼくも思いきり泣いた。人の心のひだをわかることができる人間でありたいと思うから。
異郷の地で、ひとりくらす母親に電話一本かけられず、仕送りも不定期な親不孝をわびながら、次々とうつる舞台にひきこまれていった。銀行員を途中でリタイヤし、借金返しがままならず、職を転々とし、いまでもなんとかコンサルタントの代表の肩書きで一獲千金を夢みている、馬鹿な親父の姿。許せないとおもいながら、涙でくしゃくしゃになりながら劇中の曲に心がかきむしられた。 演歌は援歌であり、艶歌なのだ。自分が日本人だということを実感した。
|