ヤグネットの毎日
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2003年02月02日(日) 「達人」はいないか


 朝は10時から「しんぶん赤旗」を拡大する活動。以前に読んでいただいた方などを中心に訪問。
 いろんな人との出会いは、毎日が新しい発見の連続である。とくに、地域はいろんな分野の「達人」がいることに驚かされる。昨日も飲食店を開業されている方が、実はプロの写真家で、もう何十年と京都市内の風景やお祭り、人物を撮り続けているという話しをお聞きした。城陽市史の写真などもチームを組んで撮影したということだ。今度、ファインダーからみた、地域社会の移り変わりのようなことをぜひ聞かせて下さい、とお願いした。

 考えてみれば、人はそれぞれがなんらかの目標をもって、それに向かって毎日を生きている。何億人いても「自分」という存在は地球にたった一人しかいない。だから、その自分が生きた証を、自分が納得できる歴史を残したいと思うのは、ある意味で本能的な欲求なのかもしれない。だから、一つの思いをもって打ち込むものには、主張があり、他にはない個性があり、美しさもでてくる。
 そういうことに打ち込む「達人」を発見して、激励し、ひとつのネットワークにしたら、地域のまちづくりはどんなに魅力的で活力のあるものになるだろう。これからの行政は、この人間らしさに注目した施策にこだわるべきだ。そんなことを午前中の行動で、一緒にまわった後援会の方と話していた。とても面白く、元気になる行動だった。
 この後援会の方もまた、子どもに好かれ、自然と戯れるすごい「達人」でもある。

 午後1時から、知人の告別式に参列。ずっと寝たきりの生活だったそうだ。家族の苦労も大変だったと思う。帰ってから、妻に「もし僕が、いまごろから寝たきりの生活になったら、別れて息子と一緒に生きてくれよ」っていうと、「だれが、あんたの面倒みるのよ。バカ」といわれた。グッと込み上げるものがあった。
 
 午後は、ずっと街頭宣伝。夜とっぷりと暮れるまで。8時からは、民主商工会の地元の新年会があり、ごあいさつをさせていただく。しんぶんを配り、長い一日が終わった。
 
 
 


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