ヤグネットの毎日
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2003年02月08日(土) |
木で鼻をくくった返答 |
朝は、JR城陽駅と市内の企業門前2ケ所で宣伝。そのあと、城陽市に不況から市民のくらしを守る緊急要求の申し入れを市役所で行った。 1月10日に、市民のみなさんに、同趣旨の提言を発表させていただいて、この間、たくさんの方と対話ををすすめさせていただいた。どこにいっても、「生活がきびしい」「仕事がない」の声、こえ、コエ。 僕は、そうした市民の声をわが心として、まず城陽市に緊急の申し入れ文書をつくって、不況で苦しむ市民のために、できることから手をうつべきであると、申し入れを行ったのだ。申し入れの全文は、ホームページにアップするので、ぜひみてほしい。 申し入れの対応をしたのは、T助役。市長は僕たちの申し入れで直接あうことはめったにない。 こちらが、申し入れのポイントを説明しおわると、「はい。わかりました。市長に伝えます」「趣旨はわかりますが、財政のこともありますので」と木で鼻をくくったような冷たい対応。 こっちは、市民との対話を通じて、その声を届けようとしているのだから、「市民からはどんな声がだされていましたか?」とか、「財政はきびしいが、行政として何ができるか、いちど検討してみます」とか、いいようがあるではないか。助役を二人もおいて、「市長に伝えます」の一言では、「あなたは秘書ではなくて、城陽市のナンバー2なんですよ」といいたくなる。時間をとってもらって、申し入れをしているのはこちらなのであまり乱暴なことは言えないので、ぐっとこらえたが、市民が聞いたら怒るに違いない。僕は、あえてこの日記に書いておこうと思う。助役二人体制をとっているけど、野党である共産党議員団への対応は、こんな前時代的な、官僚的な、対応だということを。
午後からは、挨拶まわり。夕方からは宣伝。夜は、教育関係の懇談会。日本経団連の正月にだした文書で、三つの提言のうちの一つが、人材育成、つまり教育に焦点をあてていること。一部のエリート育成とその他の「ふつうの人」を意識的につくりだす、選別の思想が徹頭徹尾つらぬかれていることに、あらためて驚きと怒りを覚えた。どの子にものびる可能性があり、その個性をのばすことができる環境を保障することこそ、いま大切なことなのに。30人学級をめぐって、国民の運動と財界など支配層のねらう人材育成の攻撃とが激しいせめぎあいになっていることなどもあらためて実感することができ、ぜひ、府議会の場で30人学級の実現にこめられた思いをぶつけたい、と強く思った。
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