ヤグネットの毎日
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2003年03月02日(日) まちかどからの拍手に心躍る

 2日は、ぽかぽか陽気。城陽には春のきつい風は吹いていなかった。午前中は、養護教諭の方たちから、保健室からみた子どもたちのことをいろいろと聞かせていただいた。とても、貴重なひとときだった。
 一つひとつの事例をここに書くわけにはいかないが、話を聞いて強く思ったことは、「親も子も心が解放されるコミュニティの『場』づくりが急がれていること」。子育てだけではなく、親も共に育つ、「共育ち」がますます必要な時代になっていることだ。
 電磁波が人体に与える影響、食が子どもの成長にどれだけ大きな影響を与えているか。なども、養護の先生らしく、詳しく話して聞かせてくださった。昨日の「子育てネットワーク」を広げていくことの緊急性と重要性をますます自覚した。

 午後からは、「女性のつどい」が鴻ノ巣会舘でひらかれ、80名を超す参加で熱気ムンムン。心あたたまる贈り物までいただき、感激しっぱなしだった。その場で、僕の「テーマソング」をつくることを、宣言してしまった。実はまだ、何も形になっていない段階なのに。(汗;)

 夕方からは、宣伝カーに乗り込み、宣伝。市役所前と近鉄寺田駅前ロータリーで二回も拍手をいただいた。
市役所前では、姿が確認できず。寺田駅前では、若者だった。握手を求めにいくと、「ポスターで存じ上げてますよ。がんばってください」と激励してくれた。おもわず小躍りしてしまった。

 僕は、この日とくに力を込めたのが、2月27日の福祉経済常任委員会での審議の模様と議員の果たす役割についてだった。

 城陽市議会に提案されていた「乳幼児医療費制度の改正案」は、すでに京都府が発表している乳幼児医療制度にあわせて、「入院の医療費負担分を小学校にあがるまで無料に。ただし、通院については3歳以上〜就学前まで、月8000円の限度額を超えた分を市が負担する」となっていました。
 しかし、通院の場合、自己負担の月8000円という制約で、無料化の対象となるのは、全体のわずか9.5%。12月議会では、「乳幼児医療費無料化を就学前まで拡大してほしい」との請願署名が9000筆を超え、全会派の議員らが紹介議員に名を連ねるなかで全会一致でにより採択されています。
 こうした世論と運動を背景にして、日本共産党議員団は、「通院についても無料化にしてほしい」との声が多数寄せられていることから、「入院だけではなく、通院についても就学前まで無料にする条例」の修正案を27日の委員会に提出したものです。
 審査の結果、日本共産党の山本よし子、若山のり子議員、無会派の本城隆志議員、城志会の畑中完治議員の賛成で可決された。
 このなかで、反対したのが、緑の会(民主党)の八島議員だけだった。「きびしい財政状況のなかで前進させている。修正案では、財源をどうするのか?無責任な対応はできない」というのが反対の主な理由のようである。

 僕は、演説の中で力を込めた。

 「いま議員の役割が問われている。財政がきびしいというのは行政の主張であり、僕たち議員は市民のねがい、声にもとづいて、その声を実現するために行政に働きかけることこそが議員に求められている役割ではないのか?。請願に賛成しておきながら、具体的な問題に入ると反対にまわる、というわかりにくい態度こそ、政治不信をまねく原因ではないのか。私は、3月27日の本会議で可決された修正案が本採択されるよう、全力でがんばります。同時に、京都府も同様に通院も完全に就学前まで無料にするように、府議会の場で堂々と迫らせていただきたいのです。どうか、私、矢口まさあきを府議会で働かせて下さい」


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