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メロディの無い詩集        by  MeLONSWiNG
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残像銀行 2003年07月14日(月)


高速の風越しに
消えた言葉繰り返し
妄想の楽しさに
溺れて哀しい
不自然な物語
幼稚な結末
料金所で笑われた気がしたよ

あてのない明日を
持て余しても
崩せない生活と
気だるいルール
いっそ忘れて罪を犯したい
君が壊しに来てくれるのを待ってる

気紛れじゃなかったって
嘘じゃなかったって
言ってくれればよかったのに

残像を預けて
偽りの利息を

それでほんの少し
渇いた喉を潤す

風がうるさい日には
なんだかつまらない事ばかり思い出す


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