メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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高速の風越しに 消えた言葉繰り返し 妄想の楽しさに 溺れて哀しい 不自然な物語 幼稚な結末 料金所で笑われた気がしたよ
あてのない明日を 持て余しても 崩せない生活と 気だるいルール いっそ忘れて罪を犯したい 君が壊しに来てくれるのを待ってる
気紛れじゃなかったって 嘘じゃなかったって 言ってくれればよかったのに
残像を預けて 偽りの利息を
それでほんの少し 渇いた喉を潤す 風がうるさい日には なんだかつまらない事ばかり思い出す
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