メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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遠く離れた別々の窓辺で 君と同じ夜明けを迎えた 言葉にならない切なさが 君を抱きしめようとしてる
誰も知らないはずの仄かな 決して届かぬ心の吐息を 感じ取って見つめ合った 一瞬は別れのとき
もう一度逢うための理由が 見つからなくていやになる 君に告げる術も知らずただ 思い出しているだけ
今日は午後から雨になる 夜明けはこんなに青空だけど 傘もないのに笑って飛び出した あの頃の勇気持てないだろうか
今日は心が君に逢いに行く 君の知らないうちにそっと抱きしめる きっと僕しか知らないその淋しさと 午後の雨から君を守るために
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