週末は最悪だった
と思う 家に帰りたくなくなって というか、独りが淋しくて途中の駅で降りた ほとんど錯乱してたんだと、思う 目の前がクラクラして足がおぼつかなかったから 人混みをあてなく歩きながら、手当たり次第電話した 誰もでない 一年くらい話してない、友だちの元片思いの人に電話した 出た でも仕事中らしくて3分くらいできった それでも少し気が楽になって 幾分明るい気持ちで前を見て歩けた 店の中で30分くらい靴を見た スニーカーが欲しい気がしたけど、これというのがなかった そこで靴に詳しそうな友だちに電話した 出ない 家に帰ることにした 駅までの道のりを歩きながらお母さんに電話する どうでも良いことをツラツラ並べ立てて絶え間なく喋った 泣きそうに淋しかったから 電車待ちをしているときに電話がかかってきた 靴の件で電話した友だちから あれやこれや話す 家に着いて、ご飯を食べて、気持ちが一段落すると電話に出なかったみんなからメールとか電話が入る もういらないと思いつつ、適当に話す
顔を平手打ちすると、パン!といい音が鳴って楽しいことに気付いた それも 力加減をしている自分がどこかにいることを知っているから少し虚しいけれど、痛めつけることが目的ではないと、自分の弱さに言い訳した
生まれてまだ3ヶ月の子を抱きしめた あったかくてぽてぽてでふんわりした 軽いけど、ずっと抱き続けていると腕が筋肉痛になる 横にして抱くのが寝やすい 魔法にかかるみたいにすうっと寝てしまった あたたかい
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