-- holic --



2003年11月14日(金) 来年の仕事の話


産休の人が帰ってくる日が近づいてる。
先日、顔を見せに事務所へ来てくれた。
もともと、苦手なタイプの人なんだけど、どうしてこんなに怖いんだろう。
緊張で、手が震えていてビックリした。(書類にハンコを押すとき気が付いた)
気取られないように、表情作りへ神経を回す。
気が弱すぎて泣けてくる。
うすうす、次の契約期間の終わりに切られるな、とは思っていたけれど、それは実際そうだったみたいで、でもちょっとそれを知ってショックを受けた。
上司は、派遣先の社長とは友だちだ。麻雀とか、ゴルフとかで。
たまたま顔を見せに行くと、「(派遣先の社長が)いい話を持ってきてくれたんだ」、とわたしを個室へ入れた。
今の派遣先の会社内での異動をしてくれる、ということだった。
ちょうど、女性の事務が欲しいという職場があったそうで、そこへ入れてくれるということらしかった。
そこなら、わたしは何度か顔を出したことがある。
いちおう、同じ部署だ。室は違うけど。
とてもありがたい話だと思う。
それにしても、だって、とある人は、今月でクビなのだ。次の派遣先も、決まってないし、この先もないと聞いたから。
上司も、「みんながおまえのことを気に掛けてくれて、こんな幸せなことはないぞ」と言っていた。
そうだと思う。上司も親身にしてくれている。
(上司が、社長にお願いしてくれたことも大きいと思うけど)
まだ、わたしも半信半疑で、上司もまだ誰にも言うな、と言うので親にも言ってない。
「3月で切られるよ」とは言っておいた。
なんだかんだと言って、お母さんはいつまでもわたしが今のところへ勤められると思いこんでいた節があるので、少し意地悪をした。
すっごくへこんでしまって、ちょっとかわいそうになったけど、お母さんは口が軽いし、最近も言って欲しくないことをいちばん言ってはいけない人に言ったから罰です。ほんとに、常識のない!(だって泥棒に入られた人に、「泥棒が入ったそうですね」って聞く?ふつう?!)
「子どもがいるなら会社辞めればいいのに…」とお兄ちゃんのお嫁さんへのコメントとは正反対のことを言っていた。
先に、お父さんに言いたい。きっと喜ぶと思う。
わたしが、会社要らない人材と思われてないことを。
それでもとても不安があって、ほんとうに、とても不安で、悶々とする。
ちいさい箱に入ってこっそり外を覗くだけでいいという気分になる。
どうにもならないのに、どうしたらいいだろう、と思っている。
もう無理だ、もうダメだと思っている。
環境の変化っていうのがとても怖いんです。
喜んでもいいくらいなのにね。



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