:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2008年10月16日(木)  目を閉じて

取り立てて隠していた訳ではなく
誰もが気づかなかっただけ
明日はどんな日になるだろう
 
やけにざわつく感情を押さえていたよ
あの頃はまだ幼くて話すすべすら持たずにいたから
 
新月の日の夕焼けは 僕の血よりも赤く照らした
 
何も言わなくていい
そこで眠っていればいい
ただそれだけで紛失は報われる
 
悲しみは悲しみのまま世界に幕を垂らして
大したことのない暮らしに光を与え
甘く切ないよしなしごとに涙を見せる
毎回同じ繰り返し
目を閉じていたいよ
 
差し詰め応える術もなく
君に言えなかっただけ
明日はどんな日になるだろう
 
満月の真夜中は僕を狂わせるには不十分で
 
何も言わなくていい
ただそこで微笑み返してくれ
ただそれだけが疚しさを隠していてくれよう
 
虚しさは変革を唱えながら舞い墜ちた
慈しみなんて迷い子には不要の境地
毎日同じ繰り返し
目を閉じていたいよ
 
目を閉じていたいよ


kei ☆メール ☆少女カタルシス



マイ追加