:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
取り立てて隠していた訳ではなく 誰もが気づかなかっただけ 明日はどんな日になるだろう やけにざわつく感情を押さえていたよ あの頃はまだ幼くて話すすべすら持たずにいたから 新月の日の夕焼けは 僕の血よりも赤く照らした 何も言わなくていい そこで眠っていればいい ただそれだけで紛失は報われる 悲しみは悲しみのまま世界に幕を垂らして 大したことのない暮らしに光を与え 甘く切ないよしなしごとに涙を見せる 毎回同じ繰り返し 目を閉じていたいよ 差し詰め応える術もなく 君に言えなかっただけ 明日はどんな日になるだろう 満月の真夜中は僕を狂わせるには不十分で 何も言わなくていい ただそこで微笑み返してくれ ただそれだけが疚しさを隠していてくれよう 虚しさは変革を唱えながら舞い墜ちた 慈しみなんて迷い子には不要の境地 毎日同じ繰り返し 目を閉じていたいよ 目を閉じていたいよ
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