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2001年10月25日(木) 「京都迷宮案内」を知っていますか?

 テレビ朝日系列で、関西では、木曜、8時から?1クールで、だいたいまわってるんだけど、どれも一応舞台が京都っていうシリーズがある。気がついた、最初は「舞妓さんは名探偵」原田龍二が出ていたので。これは、山村紅葉母のミステリーシリーズのひとつ。残念ながら、その後はない。舞妓さんが、酒井美紀ちゃんで、それまで今ひとつだった彼女が、結構いいかも、と思った。先輩芸子役の高橋ひとみが最高に好きだった。あ、置屋の女将の岸田今日子も。

 で、次に始まったのが「京都迷宮案内」。京都日報という地方紙の新聞記者たちの物語。橋爪功、東京で、大手新聞社の記者だった彼が、管理職にならされる(普通これを、昇進と呼ぶ)のを嫌がって、京都にやってくる。警察づめの一室。他の新聞社も寄り合っているところが、基本の舞台。キャップは、野際洋子。パート1では部下に、西村和彦と、藤崎奈々子だった。西村が京都弁を話す。あと、橋爪が下宿しているところの女将も、京都の昔の話に詳しく、時々ヒントをくれるたりもする。パート2からは、女子が大路恵美になり、彼女が関西弁を話す。で、男子は、的場浩司。

 結構人気があるようで、「オヤジ探偵」と「科捜研の女3」の間に、2時間のスペシャルがあった。(そして、すでに現在次のシリーズ多分パート4撮影中。井之上チャルくん、出演情報あり!!)このスペシャルに、第三舞台で活躍していた、勝村政信、(正露丸糖衣Aの人)が出ていたので見た。彼はいいよ。もうね、「Fighting Girl」のよーすけくん役があまりに、よかったので、どうなるかしら?こういうイメージ定着?もったいないよ。と思っていたら、なんと、陰のある役でした。今回は、事件らしい事件は起きず、過去の事件に囚われている、勝村が、橋爪の函館時代の後輩だった事から、その事件関係者とともに、勝村の心も開放されていくまでのお話、って感じだった。(だからと言って、最後に「セーラー服を脱がさないで」を振り付きで歌うってのはどうなん?・・・いいのやら悪いのやら・・・わからへん。)

 警察発表にもとづいて、記事を集めようとするキャップに反し、杉浦は(橋爪ね)常に真実や、その事件の裏に隠された人間の思いを知りたがる。新聞記事にはできない事柄でも、知りたがり、犯罪が起きた根本を知りたがり、できればそれが解決できないかと考えている。ただ犯人検挙、それを記事にする。それが解決でなく、被害者も加害者も、それに至るまでの経緯があり、それを解きほぐす事(救済ではないと思う。それが救いにつながるとしても)ができないかと尽力する。番組で取り上げられる事件が、犯罪が起きてしまったことが、杉浦にとって防げなかった事が悲しい事であると思えるような題材である事が多いので、やや加害者よりというか、加害者が、はからずも加害者になってしまったことを、前面に出してる気がする。例えば復讐。加害者は元被害者だったのに、加害者になってしまう。とか・・・。もちろん、被害者へのフォローまで、できてしまうのが、新聞記者なのに杉浦というキャラ。パート2からかな?
 「もういいの、放って置いて」「こうなる運命だったのよ」「所詮私は日陰の身」みたいなセリフに対し、「違う!!」と叫んで、解きほぐしていく。そう、簡単にはなかなかいかへんやろ?と思いながらも、見ると、はまるのである。4もきっと見ることでしょう。

 でも、今回これからお先に始まる「科捜研の女3」にしても、「ちっがーーーーーーう!」と叫び続けていることがある。だって、せっかく京都を舞台にしてるのに。(私は勝手に「京都枠」と呼んでいる)なんで、京都府警の人間がほぼ全員標準語やねん!たまにおってもええわいな。せやけど、ほぼ全員はおかしいやろぉ。と、今日の特番で、次回3の「科捜研の女」の役者陣がわかった。主演の沢口靖子も内藤剛志も関西出身なのに、何故しゃべらせないのだろう。役者もやりやすい気もするのだが。(橋本さとしも標準語やった。2の羽野晶紀ちゃんがばりばり関西弁で気持ちよかったくらい?)なぜじゃ、どうしてじゃ・・・寛平さんのギャグやないか・・・。全国ネットやから?でも、そんなん、ひどいやおへんか?それでね、ゲストっていうか、犯人だったり、殺されたりする人が、関西圏外の人で、無理矢理変な関西弁しゃべらはるのよ。これが、まず、もったいないなぁと思うのだ。

 で、いつも絶対南禅寺が出てくる。私、行った事ないんですけど・・・。こないだの「京都迷宮案内」のラストなぞ、貴船で川床料理をやってるだんなを、杉浦さんが呼び出すのよ。「ほな、すぐいきます」って、あだし野念仏寺まですぐは、行かれへんと思う。確かに、念仏寺で、石塔の顔を見ながら話したかった話かもしれないけれど、違う比喩はなかったか?とか、何もほんなら今回、貴船、使わなくても。まぁ、観光名所案内も兼ねてるとはいえ、無理がありませんか?多分、他の地域を舞台にしたドラマを何気に見てるけど、そこの人は、ちゃうでー、そんなん、歩いて行かれへんで、とか、思ってるんやろう。まぁ、それでも見てしまうから、視聴者として、甘々なわけであるが。

 今回は、特に、スペシャルなんで、見なくてもよかったんだけど、勝村目当てである。こないだ、SMAP×SMAPの「世にも微妙な物語」にも出てたね。そして今、「スタアの恋」にも筧利夫、古田新太と、出てるね。いい味してる。あぁぁぁ、毎週見れるのは嬉しいが、やっぱり、舞台で見たいぞ!!いい役者です。

 で、何が言いたかったの?私?そう、「京都迷宮案内」の枠って、なんだか、絶対じゃないんだけど、事件物だから、つけると見てしまうっていうのと、ゲストが気になるっていうので、まぁ、一度お試しあれ。次回からはじまる「科捜研の女3」は、小林稔持の部下で、若い男の子(葛山信悟?)が出るみたいだし、あ、刑事です。で、科学捜査研究所の署長が初代佐戸井けん太から、山崎一にかわりました。この人、NOVAの「You dropped a handkerchief!」のCMで、有名になった人。いいよ、この人も。

 ま、そんな感じで・・・。




もっちゃん |M@IL( ^-^)_ヲタ""日常こんな劇場( ^-^)_旦""

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