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言霊 - 2001年11月07日(水) 発した瞬間から力を持ち それによって救われる事もあるが それによって苦しみをうむ事もある 気が付かない目に見えないものだが それはそれは大きなもの 言霊 言葉は難しいと思う それは多くの人が感じ なんでうまく言えないのだろう どうしてあんな事いってしまったのだろう そう思ったり 人の言葉ですごく幸せにもなるが すごく哀しく苦しくな事もあるよね 誰もが当たり前のように話す言葉 誰もが当たり前のように書くこの字も言葉のひとつで ひとくくりに「言葉」と言ってしまうけど その言葉は あまりに周りにありふれてしまっているけど 何よりも力を持ったものなんだ 日記を読んでいてくれてる人は気が付いただろう 水鳥の 好きかも知れない人 が 好きな人 に代わってることを 2ヶ月くらい前からもめたカップルを 友達 元友達 とさえ 呼ばなくなった事を 別れてさえいない旦那を 元旦那 奴 と呼ぶ事を 例えば誰かに疑惑を抱く でも些細な矛盾の内は あまり気にも止めない それがふと なんかおかしいよね と言葉にした瞬間から それは疑惑に代わり 確信を得てしまい 更に誰かにその話しをすれば 疑惑から疑心 そして たどり着く先は憎しみ 例えば誰かに好意を抱く いい人だな 話しやすいなといった漠然な感情を 誰かに話す。文字にする。心で思う その瞬間から 漠然とした感情は確信になり 温かさをおび あぁ こういう人 好きだなという感情が芽生え それが言葉という形で示された瞬間から 愛情になるのかもしれない 言葉とは物事を確定するための物でもあるし 自分の感情を思い知らすものにもなる。 大嫌いだ と言っても 実はそうじゃない時もあるけど それは 大嫌いだ と言う気持ちは無いのだという言葉が 心の中には存在している。 そんな気がする。 人は人の言葉に翻弄され 操られ 人は人の言葉で開放される。 それは ただ単に 他の手段が見当たらないだけなのかもしれないけど 水鳥は いつもこの言葉に恐怖してる。 些細な言葉が時にナイフのように突き刺さるし 何気なく言った言葉で救われたりもする。 嘘が事実になってしまう時があるように 事実が言葉で曲げられてしまうように 常にまとわりつく見えない力 言霊を うまく使いこなせるには まだまだなんだろうな 伝えたい言葉があって 聞きたい言葉がある ただその為だけに ここに存在しているのかもしれない ...
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