【読書記録】森博嗣「ダウン・ツ・ヘブン」 |
時系列からすると、前作の後です。水素が「生きるって何だろう、大人って…」とぼんやり思いながらも、飛行機に乗ることが最優先事項の日々。いつの間にかトップエースになった草薙には、世の中や時の流れがいやおうなく身に降りかかる。 エピソード的には前かもしれませんが、「可哀相じゃない!」のセリフが印象的でした。映画でもこのシーンは起用されているのですが、ここまで読むとキルドレの心理が少しずつ見えてくるので、尊い何かを持った彼らの姿が好きでした。NO.43■p317/中央公論社/0506
|
2008年09月07日(日)
|
|