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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、
母の様子や入院等についての内容が書かれています。
ここに、ガンのコトが少し書いてあります。
2001年11月06日(火) |
日記と言うよりメモ(説明) |
11/5 手術が終わって先生と話す
段階で言うと4期、つまり末期ガンです
無理を言って答えてもらった 先生の個人的な見解で母はあと何ヶ月ですか? 3ヶ月・・・それも厳しいかも ・・・涙が出る以外になにも出ない 『ちょっと待って。いつよ、癌って言われたの金曜よね、それで末期?!』 混乱する頭のままで、父と私は更に説明を受ける 今後の治療方法と母への告知についてだ
抗がん剤の効く確立は30%、今の主流は3種類で、抗がん剤と 判りにくいもので、副作用の弱いものから利用しましょう、これだと髪が抜けるとかは、まずないです。副作用は倦怠感、たまに吐き気や下痢があります。
先生?、副作用が弱いと言うことは、効果も弱いのではないですか? そうですが、一概にはそう言いきれないです。個人差があるので弱い抗がん剤で 効果が出る癌かもしれませんから。 抗がん剤はハッキリ言って毒です。毒を持って毒を制するんです。 だから正常な組織にも影響が出ます。癌細胞が死んでも身体が死んでしまってはどうにもなりませんので、難しいです。
先生?、母の場合抗がん剤はただの延命措置じゃないですか? 違います。抗がん剤は癌を無くすことはできませんが、進行を遅くしたりできます。進行が遅くなったら、癌と共存して生きていくことも可能です。 今は1日も早く、通常の食事を取れるところまで回復をさせて、抗がん剤治療を行いましょう。
更に 民間療法も事前相談してくれて、治療に影響がないと思えば取り入れましょう。 『つまり、今の医学じゃ無理で、もう神頼みしかないってこと・・・?』 と言うのはですね、*****とか****とかは、まったく科学的根拠がないとは言いきれないんですよ。ただ、病院としては勧められません。ご家族で良く話し合ってください。
告知はどうしましょう?。 先生?、こちらの病院ではどうしていますか? 半々ですね。女性の場合はあまり告知していません。 先生?それは方針ですか? いえそうではないです。女性の場合は受け止めきれない場合が多いです。例えば旦那さんが癌だった時は、奥さん一人じゃ背負いきれなくて、癌と告知して下さいと言われますから。 『私は母と約束している。告知するって。』 父と叔母(母の姉)は告知には反対、先生もどちらかと言えば賛成ではない。 母には、本人が判りかけるまでは告知しないことにした。 次女(もう一人の私と同居中の家族)の方にはどうしますか? 先生、私が言います。今日言います。 そうですね、後からなんで言ってくれなかったんだと言うことでもめることがありますので、お願いします。
いいですか?本人に癌ってことを匂わせてもいませんから、決してそぶりを見せないようにして下さい。疑いの気持ちは良くありません。 S字結腸はとり潰瘍もなくなった。肝臓にバイパスを通すのはやめて、点滴で全身投与に切り替えたとしましょう。
口裏を合わせることになる。
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