日々是迷々之記
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2005年06月07日(火) |
33才のアクセサリー |
昼間っからごろごろと主婦ニートな私は関西系ワイドショーを見ていた。その中で、ピーコのファッションチェックがあるのだが、今日の舞台は神戸岡本。ちょっとハイソな地域だが、芦屋まではいかないかなという感じの地域だ。が、しかし私が住む大阪の下町とは天と地ほどの差がある。
一組目はバーベキューの食材を買いに来た夫婦。嫁もだんなも33才。乳母車には1才の赤ちゃんが乗っている。仕切りのお笑い芸人が、いちいち洋服やアクセサリーの値段を聞く。奥さんのカットソー1万円。スカート4万円。時計が100万円でネックレスが70万円。一体全体ほんまかいなという気分だ。
いじわるな気持ちで言えば、そのカットソー(黒のリブ編みのノースリーブニット)はユニクロで1900円で売ってそうとも言える。スカートはチノクロスで膝下がちょっとだけマーメイドラインになっているタイプ。ユニクロでもGAPでもありそうである。
しかし、洋服の値段などあってないような物だし、その値段で気に入れば1万円のTシャツでも売れるのが世の中だ。よく分からないのはアクセサリーの方である。
たかだかバーベキューの食材を買いに行くだけで、70万円のダイヤを首からさげるのは荷が重くないだろうか?わたしなどiPodShuffleを首からぶらさげているだけでひったくられたらどうしようとびくびくしているのに。(小心者なので。)
それに100万円の時計。子供にかじられてよだれまみれになったり、変なところでよろけてコンクリートの壁にこすりつけてしまったら一生後悔しそうだ。(経験有り。)
それなりのクオリティやブランドネームを持つ物を身につけるには、それなりの度量が必要なのだろう。私など今日はカブ90のスタンドに足を挟んでしまったが、運悪くビルケンシュトックを履いていたので一瞬で傷がついてしまった。とほほー、かわいそうなビルケンシュトックである。ああ、ビルちゃん…。
ということで、私は岡本のセレブ主婦に闘わずして負けたのである。わたしもセレブになったら首から70万円をぶらさげるのだろうか?ちなみに最近のお気に入りはフェリシモ(通販)の「セブ島の海からの贈りもの シェル&シルバーペンダントの会」である。1300円。かわいさでは70万に負けていないと思うのだが。
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