日々是迷々之記
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2005年08月22日(月) 気にしすぎな人

あー自分は気にしすぎな人なのだと改めて思った。会社にいまいち波長の合わない人がいる。関西風に言うと突っ込みがキツイのだ。身体、外見などプライベートな部分をネタに突っ込んでくる。「肥えてても血圧高いとは限らんからなー。」、「ダンナさんえらい年上やん。甘えたやろ?」、「子供おれへんうちが楽やで。しっかり貯めときや。うちみたいに3人もおったら…。」まぁそんな感じである。私はこういうネタが苦手だ。

しかも今までまわりにここまであからさまにこういうタイプの人はいなかったので、会話のピンポンが難しい。「はぁ。」「そうですねー。」「いや別に。」さすがに向こうも腹が立つみたいだ。相手Aさんは自分自身のことを腹を割って話すさばさばしたタイプだと思っているように感じる。

が、同じ職場で働く者から見れば、「物言いがきつくて、気分屋。」に尽きるらしい。うちのグループで一番おとなしいBさんが、腹立たしげに言っていたことがある。「さて帰ろうかと思ってバッグ持ってトイレ行ってん。そしたらAさんが、どばーん!と大きな音でトイレのドア開けて、個室のドアの向こうから、『Bさん!トイレはタイムカードを押してからにしてくださいね!』やて。むちゃくちゃ気ぃ悪いからほっといたってん。」だそうな。

うわ、Aさん、キョーレツ…。そんなことようやるよ。あんたは学級委員の小学生女子かっ!とわたしは激しくひいてしまったが、AさんとBさんは外面的には友好的に仕事をしている。ただ、一切雑談のようなことはしないように見受けられるが…。

それだけの気分の悪い出来事があっても普通に心をざわざわさせずに仕事のできるBさんを尊敬してしまう。まぁ、Bさんに限らず、職場の人は一度はAさんと一悶着あったようだったが。その中で私一人がどうしてもAさんに対して構えてしまう。特に仕事の指示をもらうのがAさんなんで物言いには気を遣ってしまう。「今手が空いてるんですけど」というと機嫌がいいときは、何か出してくれるが、機嫌が悪いと「いつも人に訊いてばかりじゃアカンで。進んで仕事やってもらわな。何のために来てもらってるのかわからんわ。」と来る。そこで、進んで納期の早い物で自分で進められるものがあったら、やり始める。すると、時として、「こっちはこっちでやってもらおうと思ってたことあるんだから、勝手な判断で動かないで!」と来たりする。

ほなどないせっちゅうねん!と言いそうになるが相手は元ヤンキー風43歳、元漫研33歳(笑)が勝てるわけないのでぐっとこらえてその仕事を元に戻す。

こないだあまりにむっとしたので、相手がひととおりまくしたてたあと、何も言わずに黙っていたら、「契約いつまで?○○日?ふぅん?」と言われた。これにはさすがに「クビ切りたかったら切れやヴォケ!」と言いそうになってしまった。後日この部を仕切っているCさん(60歳位)にそんなことがあったと話したら、「まぁ、あの子が言いそうなことや。気にしたらあかんで。あの子はなんも考えんとその場で物言うタイプやから。言うたらもう次は忘れてるで。その程度のもんや。」

我ながら小さな事で躓いていると思う。どっかに仕事だけやっとけばいい職場ってないだろうか。そんなことを思ってしまう今日この頃だ。


nao-zo |MAIL

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