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どくん どくん
どんなに 心が空っぽでも 息をすることは止めず この心臓は 動き続ける
どくん どくん
もう 動けないと思っても 時間は過ぎ行き 明日は やってくる
どくん どくん
生きているかぎり
どくん どくん
ああ お前は あたしの 一部なんだね
世の中の毒を嫌って いつまでも 世界を享受出来ずにいても
どくん どくん
時間の流れに ひとつ ひとつ 答えている
どくん
あたしは これから何処へ行こう
この命が 「幸せになりますよう」と そんな 祈りの元に 授かったものなら
どくん
あたしは これから何処へ行こう
とくん
今 すごく あたたかいものに 触れたいと思った
とくん
自分以外の あたたかいもの 何処かで あたしを呼んでいるのなら
とくん
其処が あたしの還る場所であってほしい
とくん
ああ お前は 本当に あたしの 一部なんだね
不思議だなあ
いつまでも いつまでも
ああ お前は あたしの 一部なんだね
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