すずキみるくのGooden 妄言
旧牛乳式形而上精神論理構造研究所日報

2003年09月21日(日) 新宿駅のトイレで

横に壮年の男性が二人入ってきたんですが、その二人の持ってるふくろに書かれていた文字が「あいだみつお美術館」・・・勘弁してください。正直気持ち悪いです。壮年男子二人が連れ立ってみつお美術館にいくのは最悪であることは間違いありませんが、もしも奥様方と連れ立って4人だったとしても見てらんないのは事実です。

なんであいだみつおがよくないか難しめにせつめいします。まず、あの人のやることって基本的に人生の全肯定だとおもうんですわ。でもそもそも人生なんてものは肯定されるものでも否定されるものでもないと私は考えているわけです。そうするとあいだみつおが人生を肯定することは、どこかに否定されるべき人生をつくっちゃうわけです。たとえ、本人にそのつもりがなくても何かを肯定することはなにかを否定することと表裏一体なわけです。つまりコレでいいと勝手に納得することは、悪いものをどっかにつくること同義なわけで・・・うーむ・・・よくわかんなくなってきた・・・。

ぶっちゃけていえば、年とってからあいだみつおなんかに共感するって人間は決してほめられたもんじゃないというかなんというか。何らかのコンプレックスを持ってる人間だからこそ、あいだみつおをありがたがるんぢゃないかと。そんなことまでやって自分の人生美化したいかね・・・。ゼンゼン悟ってないぢゃン。

うーん・・・みつおにしろ、宗教にせよ、人間のすっげえなさけないところにつけいってくるよなあ。なんでそんなに「人生の粉飾決算」をしたがんのか・・・。末期のヤオハンじゃあるまいし。

そうかんがえると「あのお方」も「全肯定」とかいいながらコンプレックスもってたんだろうなあ・・・VとかZとか怪しいよね。

まどっちにしろ、あいだみつお帰りのおっさんたちより、ソープランド帰りのボクチンのほうがCOOLだったと。それだきゃあゆるぎない事実だね。


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