ぶつぶつ日記
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2001年10月17日(水) 自然の力

この頃のマイブームが「手作り化粧品」。
って言っても今日はじめて作ってみました。
すごい簡単で、でも実験みたいで楽しかった!
急に蕁麻疹体質になってしまい、
しばらく医者に行って注射を打ったり薬を飲んだりしたけど、
全然よくならない。
元々医者に行くのは嫌いな方じゃないが、
薬を常用するのに抵抗が強く、
少しステロイド剤が入っている塗り薬も
べたべたするばかりでつけごこちも嫌いだった。

そんな時、カイロ時代一緒に生活していたHねーさんと話していて、
カイロではよくシャワー後にオイルマッサージしていたことを思い出した。
「かゆみにはラベンダーが利くよ〜。」と教えてもらい、
早速試してみたところ、匂いがいいせいもあり、
なんだかすっとかゆみがひく感じ。
そしたらよく遊びにいく掲示板でも、
やはり手作り化粧品について話題になっていて、
皮膚科通いがやんだ、ということ。
ケミカルに頼ってしまうと、人間が本来持っている力が
どんどん衰えていくらしい。

考えてみると、一連の狂牛病も牛本来の自然に反したことが
病気の原因になっている。
草食動物である牛に、動物性たんぱく質を与えて
どんどんミルクを絞り尽くす。
共食いをさせていたなんて、考えてみればぞっとすることだ。
牛乳がまずくなったって言うのは、気のせいではなかった。
牛乳がくれる栄養のかわりに、私たちは何を飲んでいたんだろう?

エジプトでもアスワンハイダムが出来てからというもの、
土地がどんどん痛んでいっている。
塩分が上昇して来ているのだ。
昔は年に一回のナイル川の氾濫で、
土がきれいに入れ替わった。
確かに河の氾濫はやっかいだったが、
恩恵もたくさんあったのだ。

人間は自然を科学や技術の進歩でコントロールできると思った。
でも、そんなことはどうやら出来ないらしい。
それは、結局人間も自然の中の一つの要素に過ぎないからだ。
自然を支配するより、自然の力を借りた方がよっぽど良いようだ。


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