ぶつぶつ日記
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2001年10月28日(日) うれしい知らせ

友人関係に関しては、子どもの頃から実は不器用だったと思う。
自分では全く意識していないのだが、
気がつくとお互いに勘違いをしてすれ違ってしまい、
仲が良かったのに、全然会わなくなってしまう、ということが何度かあった。
明らかに私に原因があった、とはどれ1つとして思えないが、
だからと言って、相手が悪いとも言い切れない。
何かが少しずつ、ボタンの掛け違いのようにおかしくなってしまったのだろう。

最近も1つ、そんなようなことがあった。
良かれと思って私たちが言ったことが、
どうやら彼女を追い詰めてしまっていたらしい。
自分たちではそっとしておいたと思っていたのに、
年に数回の手紙やメールですら、
彼女にとっては恋人に秘密がばれる危険があると感じたのか。
最後通告のようなメールが別の友人に届いて、
正直私たちは傷ついた。
事情が事情だけに、彼女を責める気にはなれない。
自分たちの言ったことは多分ほとんど全ての人がそう思うことだけど、
それが彼女には余計なことで、重荷になってしまったことだけは確かなのだから。
しばらく経って、彼女が落ち着いたり、
もしくはまた何かこの問題がらみで困ったことが起きてしまったら、
きっとまた、連絡してくれるよ、と友人を慰め、自分を慰め・・・。

そして今日。
別の懐かしい人から、ふらり、とメールが届いた。
カイロで親交を深めた人。
連絡が取れなくなってから、皆で集まる度に
「どうしているんだろう。」と心配をしていたのだが、
連絡よこさないことにも何か意味があるのだろうと思い、
彼から連絡が来るまで、我慢してみようといつも話は終わった。
ああ、待っていて良かったな、とメールを読んで思った。

彼女もまたいつか、ふらり、と連絡をくれる時が来るだろうか。
それをのんびり待っていよう。



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