天使のながばなし
maki



 そして僕は途方にくれる

bbsで盛り上がってた銀色夏生の「そして僕は途方にくれる」
この詞が載ってた本を久しぶりに手に取った。
表紙(とゆうか帯)の詩が目に止まったので、1つ紹介。



 時間が二人の間からうばっていったものにたちうちできるのは

 時間が二人の間にのこしていったものだけだ

 私たちはお互いの大事なものになれるだろうか



誰かとの関係や何かとのつながりは、常に変化して、
なくしてゆくものと残ってゆくものがある。
何も残らない関係もあるけど。
何も残らないとゆうより、
残ったものはあっても、それに意味を感じないとゆうか。
だから、何を残してゆくかによって、
その関係の重要性を認識できるのかも。
お互いの大事なものになるとゆうことは、
残したものの重要性を深く感じられるとゆうことなんだろう。
いつまでも新鮮さに目を奪われていては、そこへは行けない。
それは必ず時間にうばわれてゆくものだから。


2003年09月09日(火)
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