天使のながばなし
maki



 海のような心

いとこと晩ゴハンにとってもおいしい洋食を食べて、
帰りに車の助手席でふと考えた。

「海のような心」について。

そうゆうと、何だか穏やかで広々していて懐深い感じがしていた。
でもちょっと違ったな。

確かに穏やかで広々した時あり、
荒々しくすべてを巻き込むような時あり、
満ちてゆく時、サーッと引いてゆく時あり。
風に吹かれ波立ち、空の色を映す。
しょっぱくて、触れると気持ちいい。
とても流動的で人間的だなあ。
ただその流れを受け止めて、そこにある。
ジタバタしてるようでいさぎよい気もする。

山のようにどっしり生きようとしていたかもしれないけど、
海のように生きるのもいいかも。




2003年09月12日(金)
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