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2025年06月02日(月) イーロン・マスクは正しい!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan





 オレはイーロン・マスクは好きではない。しかし、彼が世界中で子どもを作りまくってることに関しては評価している。彼は先進国で起きている「少子化」によって多くの問題が起きていることを知っていて、あえてその解決法として「子どもをたくさん作る」という形で答えを示してくれているのである。ただ気になるのはそのすべての子どもたちが認知されていて遺産をもらえるのかということである。どうせならすべての自分の子どもに一人1億円ずつくらい配ってくれよと思うのだ。遺産を要求しない代わりに手切れ金を1億円もらえるから子どもを作るという契約でもすれば、多くの女性達が応募してイーロンマスクの子どもを作ってくれるかも知れない。

 今日本で起きている年金問題とか、空き家問題、人手不足、医師不足、こういったすべての問題は人口がこれから増えれば解決するモノが多い。少子化で年金の担い手が減るのにもらう人が増えるから問題なのであり、労働人口を増やせば簡単に解決するのである。政府はその「労働人口増加」のために「死ぬまで働かせる」ということを国民に押しつけようとしているわけだが、人口さえ増えれば問題はいとも簡単に解決する。ではどうやって子どもを増やすかということである。

 民主党政権の時に「子ども手当」という政策が実行されかけて自民党につぶされたが、もしもスンナリと実行されていれば、今ほど出生率は落ち込んでいなかっただろう。少なくともあの政策は3人目、4人目の子どもを作るというモチベーションにつながったからである。結婚しない人を結婚させるのではなく、すでに結婚している人にあと一人子どもを産んでもらうために「子ども手当」はきわめて有効だったとオレは思うのである。ただ金額はショボかった。

 どうせなら3人目は年間100万円、4人目は200万円というくらいに大判振る舞いすればよかったのである。そうすればそのゼニで他の子どもの養育費もカバーできるわけで効果は上がっただろうと思うのだ。離婚してシングルマザーになってる女性には一人目から年間100万円の手当を出すということも可能だったはずである。財源は国債をどんどん発行すればいい。そこで生まれた子どもたちは20年後は納税者になってくれるわけで、長い目で見れば国にとってはプラスだったのである。

 結婚しない若者が増えている背景には、結婚できないくらいにゼニがないという状況がある。高度成長の昭和の時代は男1人の稼ぎで一家が生活できていたのである。それを破壊したのは安価で良質な賃貸住宅を供給することをやめた国の責任ではないのか。住宅ローンというものの奴隷となって夫婦共働きしないと生活できないような国にしてしまったのに、「女性の社会進出」「男女雇用機会均等法」などという美名のもとに子育てしにくい国にしてしまったのである。

 夫婦どちらか一方の働きだけで家族が生活できるような豊かな国にしないといけないのである。3世代が同居していることでおじいちゃん、おばあちゃんが子守りできれば保育所は不要だったのである。地方を衰退させ、大家族を崩壊させ。安普請の狭小住宅を作りまくり、帰るべき田舎を奪ったことで日本人はみんな根無し草にされてしまった。大家族のもと、一族にとっての帰る家が存続していれば今の日本の失業や離婚。ニートや介護などのざまざまな問題の多くが解決していたのである。

 もちろん核家族化によって一族郎党という集団が解体され、介護も育児もすべてが家族の手を離れて社会がその受け皿となって行くことが文明の定向進化であり、オレの考えていることは今の時代においては単なるファンタジーにすぎないことはわかっているのだが、昭和の人間であるオレはそこに寂しさを感じてしまうのである。

 


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