2025年06月01日(日) |
死ぬかと思った・・・・ |
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国道25号線、林寺2丁目交差点という場所をオレはほぼ毎日通過している。片側2車線の4車線道路なんだが、内側の車線は右折専用になっているので、直進する車両は必ず外側の車線を走らないといけないのである。
オレは帰宅時にこの交差点を南東方向に走って来て右折することが多い。そういうわけでその日も右折レーンの先頭で対向車が途切れるのを待っていたのである。
対向車線の車はほぼ直進車なので、右折レーンにいた車も早めに車線変更して外側の車線を走行してくるのである。しかしその日は違ったのである。右折レーンを水色の軽自動車がものすごい速度で直進してきたのである。指示器は出していない。その軽自動車を運転するねーちゃんは、右折待ちをしているオレに向かってまっすぐ突っ込んできたのである。オレは死を覚悟した。そのまま正面から突っ込まれたらオレは確実に死ぬ。
そのねーちゃんの暴走に気付いたのか、直進レーンを走っていたクルマのドライバーは少し速度を緩めた。その間隙をついて水色の軽自動車はオレの鼻先をギリギリでかすめてそのまま走り去ったのである。オレは命拾いした。
もしも直進レーンのクルマが速度を落とさなかったら、ねーちゃんはブレーキを踏んだだろうか。そのとき直進レーンはクルマが数台連なっていたので間に割り込むことも出来ない。つまり先頭のクルマが速度を落としてその前にねーちゃんを行かせる以外に衝突を回避する方法はなかったのである。その一瞬の判断のおかげでオレは死なずに済んだのである。オレはそのドライバーこそが命の恩人であると今でも思っている。
もしもオレがその水色の軽自動車のねーちゃんに正面から突っ込まれて死んだとして、オレのドラレコにはその映像がすべて残ってるわけだが、この場合ねーちゃんにはどんな罰が与えられるのだろうか。右折待ちで停止しているオレが突っ込まれたわけだから過失割合は10:0になるのは間違いないと思う。正面から突っ込んでオレを死なせたそのねーちゃんには絶対に刑務所で罪を償ってもらわないと困るのである。
クルマを運転していて自分が死にそうになったり、誰かを殺しそうになったことは何度もある。それはたいてい無法者のドライバーに遭遇した時である。もちろん事故になることはなく、そのたびにオレは瞬時の判断で切り抜けてきたわけである。信号無視で突っ込んできた無法者の歩行者や自転車のために急ブレーキを踏んだことは数知れないし、こんな雨の中をなんてスピードで走るのかという命知らずの勇敢なドライバーに何度も遭遇してきた。
オレは死にたくないし、もちろん誰も殺したくない。クルマを運転するということはそうした危険と常に背中合わせなのである。だからこそ常にルールを守って慎重に運転しないといけないのである。日本の交通法規もろくにわかってない外国人のドライバーに簡単に運転免許を与えるお役所の連中は、その結果として起きた事故に対してどこまで責任を感じているのだろうか。それとも自分とは無関係と思ってるのだろうか。制度を作った人間は少しくらい責任を感じてもらいたいのである。
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